第1回さんかくサロン(総合政策課編)1/2

こんにちは。代表の平野です。

3月16日、記念すべき第一回目のさんかくサロンが開催されました。

夕刻のお忙しい中にもかかわらず、10名もの参加をいただきまして、ありがとうございました!

都合がつかず参加できなかった方もいらっしゃると思いますので、その模様の概要をレポートします。参加いただいた方も、振り返りの材料として使っていただければ幸いです。

*当レポートは代表の私見を中心にまとめていますので、内容の責任は全て代表に帰すことをご承知ください。

【はじめに】

「那須烏山市が直面する現状について、市民が行政側から正しい情報を入手し、市民と行政が課題意識をともに分かちあう場」を設けたい、というコンセプトから当企画は生まれました。

「さんかく」とは、市民の政治への「参画」を意識したネーミングですが、茶飲み話に毛が生えたような、ユルい(堅苦しくない)イベントです♪

ねらいには、いろいろとダジャレを込めてます(笑)

当面のさんかくサロンでは、ワンポイント(一つの課)に絞ったテーマについて、行政の若手職員と意見交換することからスタートすることにしました。

そこで第一回目は、市政の大まかな方向性をつかむことを狙いとし、総合政策課の若手職員をゲストにお招きして、『「まち・ひと・しごと創生総合戦略」って何?』というテーマでお話ししました。


【ゲストによるレクチャー】

集まっていただいた参加者の自己紹介を済ませ、まずは10分程度の時間をとって、ゲストから創生総合戦略(原案)についての概要をレクチャーしてもらいました。

70ページ超にも及ぶ同戦略の内容をプリントアウト(印刷)して丹念に読み込んでいく…というのはとても骨の折れる作業です。

そんな内容をシンプルにまとめて説明してもらえるというのは、何ともありがたいお話ではありませんか!!

那須烏山市が消滅可能性都市であるという大前提から話はスタート。

「消滅可能性=人口減少の進展」なので、「国としては、地方に人口ビジョン(人口減少の克服)と総合戦略を作らせて地方創生を図らせたい」という図式のもと、この戦略は生まれたようです。そして、その戦略に沿って展開する事業には、一定の支援をするというもの。

したがって、国の指示のもとに作成した戦略と言えそうで、ほぼ全ての自治体が作成しており、横並び感が強そうというのが第一印象です。

那須烏山市の場合、「2040年に20,000人を維持」という目標人口を掲げ、以下の4本柱の戦略を立てています。

①安定した雇用を創出し、安心して働けるようにする

②新しい人の流れをつくる

③若い世代の結婚・出産・子育ての希望をかなえる

④時代にあった地域をつくり、安心な暮らしを守る

各戦略の具体的内容は以下の通り。(プレゼン資料の抜粋)

*詳しく書いていくとキリがないので、詳しく知りたい方は那須烏山市のこちらのページも参照ください。

個人的には、「①安定した雇用を創出し、安心して働けるようにする」と「②新しい人の流れをつくる」については、民間(市民含む)でも手を付ける余地があるのでは、という感想を持ちました。


【トークセッションと質疑応答】

次に、ゲストと代表・平野のトークセッションを行ない、前段で説明のあった総合戦略の概要について、さらに深堀りしていきました。

「戦略の4本柱は、既存の政策と比べて、ぶっちゃけどこに真新しさがありますか?」

「この戦略案の作成に、市民の声ってどの程度反映されてます?」

「行政の仕事が増える一方…という気がしますが、現在の人員や財政で対応可能ですか?」

「官民協働について、期待するところを教えてください!」

こんな質問を投げかけつつ、思うままのおしゃべりでした♪

注目すべきは、財政のくだりで飛び出した「即死自治体」という単語。

那須烏山市は、恒常的に「自主財源<人件費+公債費+扶助費」つまり「歳入<歳出」の状態のようでして、企業で言えば資金繰りが回っていない状態。

「即死自治体」、すなわち、既に死んでいるということのようです…(苦笑)

そんな自治体が全国に1000市町村近くもあるというから驚きです。

「人口が減少している、大変だッ!」という人口問題論は、もはや時すでに遅し。人口減少を織り込んだ財政計画を立てて、早急に財政健全化を図るべきというところまできているようです。

上記の歳出は義務的経費が多いため、極端に減らすのが困難で、いかに自主財源を確保していくかが課題となります。そのためには、住民税や固定資産税を確保するべく、産業の維持がさしあたって必要というロジックです。

ゲストの担当分野の濃淡にもよるのかもしれませんが、総合戦略の中の「①安定した雇用を創出し、安心して働けるようにする」が重要なテーマになっていくのではないかと思わされました。


【参加者同士の意見交換】

そして最後に、2つのグループに分かれて簡単なワークショップを実施。

那須烏山市におけるワークショップ運営の第一人者とでも言うべき渡邊氏のファシリテートのもと、参加した感想や気付いたこと、感じたことについて個人・グループ内で振り返ってもらいました。

お茶やお菓子を片手に、おしゃべり感覚で各自の意見を話してもらいました♪

手元のワークシートにびっしりと書き込んでくれている参加者も。

あんまり情熱的に話すと時間なくなっちゃうゾ~!(笑)

せっかくなので、各グループで出た意見をゲスト及び参加者全体にフィードバッグしてもらいました。

「財政状態がヤバいことに衝撃を受けた」

「総合戦略の概略が分かってよかった」

「市民の意見を戦略に反映させる場が必要」

「総合戦略の優先順位がもうちょっと知りたい」

参加者からはそんな感想が出てきたのが印象的でした。


そんな流れで90分のイベントはあっという間に終了!

那須烏山市内では、このところ若者が中心になって様々なまちづくり活動を行なっていますが、そんな中でもこのような企画は新鮮だったらしく、参加者には概ね好評だったようです♪

なお、当日のイベント概要については、渡邊氏のブログ『社会派パンクスのすすめ』も併せてご覧になってください~

以上、長々としたレポートでした。

さんかくサロン

他人任せのままで、このまちの将来ってホントに大丈夫? 那須烏山市を中心に、市民が地方政治に主体的に参画していくための、きっかけづくりの場です。 当面は、市政に関する正しい知識や課題を分かち合うための情報交換の場にしていきます。

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