政策過程の隠れた主役

「無関心」から「関心」へ、そして「関心」から「関わり」へ——というのをさんかくサロンの活動コンセプトの一つに掲げてイベントを実施してはや10回。


このまちの正確な情報を知ることで、「知らない/関心がない」という状態から脱し、地域の課題をジブンゴト化するというのがまず最初のステップに位置付けられます。

これは通常のさんかくサロンのイベントでは必ず強く意識して参加者に伝えている点でして、参加後のアンケート等を見ていると多少の手ごたえを感じているところです。


次いで、「関心を持つ」という状態から実際の行動である「関わり」という段階にステップするのはなかなか容易いことではありません。

確かに、自分が住む地域の政治に関わる=参画すると考えてしまうと、ハードルが高く思われてしまうのも無理からぬことかもしれません。


しかし、よく考えてみますと、さんかくサロンに参加してもらい、各課の担当職員さんや政治家(とりわけ首長)とざっくばらんに意見交換してありのままの市民の声を伝えるということは、既に「関わり」のステージに足を踏み入れていると言ってよいのではないかと思います。

小規模の地方自治体の政策形成過程において最も重要なキーパーソンは首長に違いありませんが、グランドデザインや総合計画、その他目玉的な政策以外の日常に即した政策は、おそらく各担当課の担当職員が起案することが大半と思われることから、現場の職員(およびその上司)が首長に次ぐキーパーソンと位置付けられるのではないかと個人的に思っています。

そうした政策形成に重要な役割を果たす職員さんに対して、担当する分野の課題や悩みについて市民がその場で気軽に意見を投げることができるというのは、政策過程の上流(立案段階)ないしは最下流(評価段階:次の政策立案へのフィードバック)に位置するということであり、影響の大小や有無はさておき、政策過程に確かに関わっている=参画していると言えるのではないでしょうか。


そんな訳で、政策形成過程の陰の主役である現場の若手職員さんと気軽に情報をシェアできたり建設的な意見交換ができたりするチャネルというのは、実は盲点だったりして、、と妄想を膨らませて一人鼻を高くしている今日この頃です。

さんかくサロン

他人任せのままで、このまちの将来ってホントに大丈夫? 那須烏山市を中心に、市民が地方政治に主体的に参画していくための、きっかけづくりの場です。 当面は、市政に関する正しい知識や課題を分かち合うための情報交換の場にしていきます。

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